O2センサー交換



01

事前準備

試しにBOSCH製代替えセンサーに

特に不具合はありませんでしたが、エキマニ交換に伴い、O2センサーも新品に交換する事にしました。
しかし、純正センサは非常にに高い(片バンクで2万円位)。ショップ系で売っている代替えセンサもたいして安くないので、BOSCHの代替えセンサ「15733(LS602/LS615)」を使用してみる事にしました。
御値段はなんと5,200円/1個(2013年5月当時)。この位だったら気軽に交換できます。
個人的な考えですが、純正センサは理論空燃比(14.7)より薄いか濃いかを見るだけのナローバンドセンサなので、規格さえ合えば最新の製品の方がレスポンスに優れて良いのでは?と思っています。
BOSCHは付属のコネクタで純正ケーブルと接合するようになっていますが、付属のケーブルがNSX純正のO2センサ(フロントバンク側の長い方)より長かったので、スマートに純正と同じコネクタを付ける事にしました。


 

フロントバンク(下側)の方が約8cm長い。

BOSCH製と純正のフロントバンク側の長さを比較。
BOSCH製の方が長いのでコネクタ交換でいけます。


 

純正

BOSCH

備考

ヒーター

黒(2本)

白(2本)

極性なし

センサー

グランド

配線加工は上の表の通り(取説内の「TypeC」に該当)。

必要なコネクタは auto-eparts で購入しました。

購入したコネクタパーツ

090型HW防水/オス4極カプラ[090HW(S)-04M]
090型HW防水/090型HM・HW・MT(共通)防水/オス端子[090MT(S)-TM]
090型HW防水/ワイヤーシール[090HW(S)-WS]

コネクタ取り付け後。



02

取り付け&動作確認


 

フロントバンクO2センサーの直後のアダプタパイプにボスを追加溶接してA/Fセンサーを設置。

暖機後は理論空燃比付近で安定。
オーディオの時刻まで偶然「1:47」の奇跡のショット(意味はなし)。



 

問題なく動作している模様

右のA/Fデータが、時速60km付近で、アクセルをちょっとだけ踏みこんだ状態を維持した時のものです(薄い側に振り切っている箇所は、微妙にアクセルをオフった時)。
青色で着色した理論空燃比(14.7)を中心にフィードバックがきちんと働いているのが分かります。
今回はエキマニ交換と同時に交換したので、完全な比較は難しいですが、運転した感では全く不具合は感じませんでした。

結論としては、この代替えセンサーで十分使用できるという結果でした。