ブレーキランプ警告灯回路修理
01
ブレーキランプ警告灯トラブル
ブレーキランプ警告灯が点灯したままに・・・。
時間の経過に伴い必ず直面
朝のエンジン始動後に点灯したままに・・・。これはもしやウワサの発火の前触れ状態? 一週間様子を見ましたが、朝の一回目始動後は点灯するものの、夜帰る時は点灯せずの繰り返し。 もちろんブレーキランプは正常です。
02
タコメーター基板 コンデンサ交換
純正品
交換品
メーカー
型式
容量
備考
C1
日本ケミコン
KMG
16V 2200uF
EKMG160ELL222MK20S
C3
不明
131C
50V 3.3uF
Panasonic
EEUFC1H3R3
C5
112C
50V 2.2uF
ECA1HHG2R2
C12
50V 33uF
C13
124C
16V 47uF
EEUFC1C470
C14
LLA
10V 33uF
低漏れ電流品
ニチコン
UKL1C330KDDANA
16V 33uF
10V入手不可
C15
16V 10uF
UKL1C100KDDANA
C16
131K
16V 100uF
EEUFC1C101
やはりコンデンサからの液漏れ
コンデンサ付近は何かベトついた感じで、ワーニング回路付近のコンデンサを外して確認してみると、やはり液漏れの跡。 C14、C15のクリーム色のコンデンサは低漏れ電流タイプ。 純正品は日本ケミコンのLLA型ですが、現在入手できないので、ニチコンのKL型を使用。いろいろと探しましたが、通販で購入できるのは、このタイプのみでした。 KL型は10V/33μFのラインナップがないので、代わりに16V/33μFを使用します。
ワーニング回路付近のコンデンサ
コンデンサを取り外した後に清掃してみると、基板のパターンが一部腐食。
電解液がパターンに浸潤して内側から腐食しています。 導通に問題はなかったので、そのまま新しいコンデンサに交換。
※写真は装着完了後。
他の部分が大丈夫か心配になったので、外して確認してみると、やはり液漏れの跡が・・・。 タコメーター基板側は全てのアルミ電解コンデンサを交換した方が良さそうです。 ちなみにスピードメーター基板の方は、全く液漏れが確認できず非常に綺麗した。 私(平成3年式)の場合は点灯して一週間であっても、既に液漏れ多数、腐食まで有りだったので、同じような年式の方は、症状がなくても早めに対処した方が良いかも知れません。
現在では全く同じコンデンサが手に入らないので、できるだけ近いものを選定してみました。 日本ケミコンの一般コンデンサは同一型式を使用。 日本ケミコン製低漏れ電圧タイプが購入不可の為、ニチコン製低漏れ電圧タイプを使用(10V/33uFを16V33uFで代用)。 その他松下純正と思われる不明コンデンサはパナソニック製を選定。
取り外したコンデンサ
03
スピードメーター基板 コンデンサ交換
?
25V 6.8uF
C1S528100511993
KMA
35V 10uF
EKMA350ELL100ME07D
25V 47uF
EKMA250ELL470MF07D
C17
KME BP
両極性
BSME250ELL470MF11D
105℃品入手不可
C18
スピードメーター基板の方は何故かタコメーター基板の方よりもかなり綺麗で、コンデンサーを外してみても、殆ど液漏れは確認できませんでした。 こちらもタコメーター基板と同じく、できるだけ近いものを選定しました。 日本ケミコンの一般コンデンサは同一型式を使用。 25V/6.8uFはパナソニックでラインナップがない為、ニチコン製を使用。 日本ケミコン製両極タイプは、105℃品が入手不可の為、85℃品を使用。 その他松下純正と思われる不明コンデンサはパナソニック製を選定。