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NSX オイルパン パッキン交換
必要部品調達

NSXの定番トラブル

最近の車のオイルパンの取り付け部はほとんど全て液体パッキンですが、1990年代前半までの一部のホンダ車ではゴムパッキン方式が採用されていました。 このゴムパッキンが問題で、経験劣化による硬化で必ずオイル漏れが発生します。
このオイル漏れ対策として、ゴムパッキンの代わりに液体ガスケットを使用して取り付けるアルミ製のパッキンがアフターパーツで販売されています。
私の車両もオイルが滲んでいたので、アルミパッキンに交換すると共にオイルパンとボルト類も新品に交換することにしました。

当時購入したパッキンは KSPエンジニアリング アルミパッキンopen_in_new ですが、現在は T3TEC アルミパッキン T3-E-AOP2open_in_new を使用する選択肢もあります。

NSX オイルパン パッキン交換 購入部品

購入したオイルパンとKSP製アルミパッキン

購入当時(2016年10月)の価格
No 部品番号 部品名称 単価 数量価格備考
11200-PR7-A01 KSPエンジニアリング アルミパッキン 12,000 1
10 11200-PR7-A01 パンCOMP.,オイル 23,900 1
11 94050-06080 ナツト,フランジ 6MM 35 4
12 95701-0601808 ボルト,フランジ 6X18 35 20
合計金額

表示価格はすべて税抜き価格です。

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No 部品番号 部品名称 単価数量価格備考
10 11200-PR7-A01 パンCOMP.,オイル 1
11 94050-06080 ナツト,フランジ 6MM 4
12 95701-0601808 ボルト,フランジ 6X18 20

表示価格はすべて税込み価格です。

※ 単価が空欄の部品は、調査時点で生産終了または注文不可の部品です。

※ 単価が表示されている部品でも、すでに生産中止となっている場合があります。

交換作業
NSX オイルパン パッキン交換 交換前の状態

交換前の状態

  1. 交換前の状態。写真では分かりにくいですが、エンジンブロックとオイルパンの接合部あたりにオイルが滲んでいます。
  2. オイルパンは下側にフロントバンクのエキマニが通っているので、エキマニを取り外す必要があります。 オイルパンの脱着よりも、エキマニ脱着の方が面倒です。
  3. オイルパンを取り外した状態。特にスラッジなどもなく非常に綺麗な状態でした。
  4. 液体ガスケットは、手元にあった日産純正ピットワークの「ベンガラ色」を使用しました。 ボルトを締め込んだ後にはみ出たガスケット視認しやすいので、塗布したガスケットの量が適切かを判断できます。上手に塗ると、ほんの少しだけはみ出た状態になります。
  5. 交換完了後の状態。ボルトの数は多いものの、オイルパン自体の脱着は簡単でした。エキマニの脱着にエンジンメンバーの脱着も伴うので、それらの作業の方が時間がかかります。
NSX オイルパン パッキン交換 フロントバンクエキマニ取り外し後

フロントバンクエキマニ取り外し後

NSX オイルパン パッキン交換 オイルパンを取り外した状態

オイルパンを取り外した状態

NSX オイルパン パッキン交換 パッキン両面に液体ガスケット塗布

パッキン両面に液体ガスケット塗布

NSX オイルパン パッキン交換 交換完了後の状態

交換完了後の状態