ガレージ 内装工事
01 建設と床塗装
02 棚一体型作業台
03 断熱内装改良
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はじめに

内壁断熱で湿気対策

ガレージの内装は建てたままの鉄がむき出しの状態です。
この状態だと意外に湿気が多く、降雨時は結露で壁に水滴がついて壁自体もカビるし、ガレージ内の物が錆びやすくて困っていました。 梅雨時期は特に湿気が酷く、湿気がたまる一方なので、奥の角の方は薄っすら水たまりができる程でした。

湿気対策としては、断熱(結露防止)とガレージ内の空気を回すという対策がありますが、内壁の結露対策ということでまずは断熱工事に取り組むことにしました。
壁際のデッドスペースに設置した棚と作業台一体型の棚が収納を担っていましたが、断熱工事の邪魔になるし、物を裸の状態でガレージに置くスタイルは掃除が凄く大変なのでそれらを撤去し、収納も含めて大幅に見直すことにしました。

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両側面の骨組み設置
  1. まず、ガレージの構造ですが、C型チャンネル鋼に外壁がタッピングビスで取り付けられています。 内側にパネルを取り付ける為には骨組みが必要になりますが、Cチャンネルに直接パネルを取り付けるのは構造的に難しかったので、Cチャンネルの上下に□30mmの角材(木材)を固定して骨組みにすることにしました。 右図のようにチャンネル下側にスペーサーとして長ナットを入れて上下からボルトで挟み込みます。
  2. 03Cチャンネルの上限に角材を固定。
    Cチャンネルにφ7の穴を開けていくのですが、数が多いので大変です。普通のドリルでは時間がかかるので 月光ドリルopen_in_new を使用して時間短縮。普通のドリルと比較して切れ味と持続性が全然違うのでお勧めです。
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Cチャンネルに固定した角材(上から見た状態)

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Cチャンネルに固定した角材(下から見た状態)

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逃げ加工した角材

  1. ただ固定しているだけに見えますが、柱側のCチャンネルはブラケットとボルトの頭が飛び出ているので、それらに接触しないように逃げ加工が必要です。
  2. 天井側の角は構造が違うので、パネルに穴を開けてボルトナットで角材を固定。
    パネルの隙間からなんとかナットを入れることができたので、ボルトナットで固定することができました。
  3. Cチャンネルと天井側パネルに固定した角材。 この後さらに天井側角材の下側にパネル固定用の角材をビス固定します。
    壁際に証明が届かず非常に暗いという問題があったので、この機会に内壁全面(全6か所)にLED蛍光灯を設置することにしました。使用したLED蛍光灯は中華製の激安品です。
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天井部に設置した角材

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内壁に固定した骨組み用の角材とLED蛍光灯

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断熱材の設置
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断熱材の取り付け

袋入りタイプの断熱材を使用

    断熱材はスタイロフォームというボードタイプのものがありますが、結構高価なのでガレージ内壁全面に設置するとかなります。 今回はコスト優先で、ウール状の断熱材(おそらくグラスウール)が袋に入ったタイプを使用することにしました。

  1. 断熱材を適度な寸法にカットして骨組みの間にセット。
    Cチャンネルの裏側など可能な箇所には断熱材を詰め込みます。
    断熱材は断熱層に空気の流れを作らないように隙間なく設置するのが重要です。 外部との隙間も断熱効果を下げる要因になるので、断熱材を取り付ける前にコーキング材や発泡ウレタンなどを使用して外部と繋がっていた箇所を徹底的に塞ぎました。
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Cチャンネルを補強するための寸切りボルト設置

棚収納はできるだけ避けたいのですが、軽い物を多少は置いておけるように奥側の壁の上部に棚を取り付けます。
棚の付け根を一番高い位置のCチャンネルと固定する予定なのですが、Cチャンネルのみでは耐荷重が不安なので、上の太いフレームと連結して強度を確保します。

  1. まずは、上のフレームにM6のナットリベットを打ち、寸切りボルトを取り付け。 幅約2mの棚で内側3箇所をM6ボルトで吊るので耐荷重は十分でしょう。
  1. Cチャンネル側も同じく寸切りボルトを取り付け、長ナットで上下の寸切りボルトを連結。 さらに棚のフレームに使用する□25mmのアルミパイプをCチャンネルに取り付けます。
    写真では分かりにくいですが、内装パネル取り付け用の角材を貫通させてフレーム同士を連結しています。

    アルミパイプは看板用の素材として販売しているものを使用しました。看板用の素材はローコストかつ専用のT字型やL字型の連結用ブロックがあるので製作が簡単です。
    棚の下にはウォールキャビネットも取り付ける予定なので、棚の付け根にブラケットを取り付け、さらに1段下のCチャンネルも寸切りボルトと長ナットで連結します。
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棚のフレームには看板用素材アルミパイプを使用

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