S2000 ABSモジュレーター換装

01 必要部品調達

02 換装作業

03 配線変更作業


01

旧部品撤去


ブロアユニット取り外し

ブロアユニットの裏側にブレーキパイプ3本が通っているので、まずブロアユニットを取り外します。
バッテリーを取り外した後、ブロアユニットに繋がっているカプラーを抜きます。ブロアユニットは、上下4本のボルトで固定されているだけなので簡単に外れます。

ブロアユニットを取り外した状態。


旧ユニット、パイプ類撤去

次にモジュレータ、アキュームレータ、コンプレッサー、配管の撤去します。
配管類は再使用しないので、クリッパー等を用意して潔く切断した方が作業が楽です。
ブレーキパイプをパキンパキンとカットしまくって撤去し、モジュレータ、アキュームレータ、コンプレッサーを一体状態のまま取り外すのが多分一番簡単です。この方法だと撤去に30分もかかりません。
旧ユニット用のブラケットは再使用するので、モージュレータとアキュームレータ間を繋いでいるパイプを取り外して分離しないといけないんですが、このパイプは高圧がかかっているので注意が必要。
サービスマニュアルでは、圧を抜くための専用工具を使用して、ブリーダープラグから圧抜きを行うようになっています。私はクリッパーでカットしましたが、かなり飛び散りました(運よく車にかからなかったけど)。せめてブリーダープラグを少しずつ開くなどして圧抜きした方が良いと思います。

 

旧部品の撤去後。

取り外した旧ユニット類。


パイプ、モジュレーター取り付け

パイプが何本もあって混乱しそうですが、はっきり言って付くようにしか付きません。
バルクヘッド部でブレーキパイプ3本(MT車はクラッチパイプも)を束ねているゴムブッシュを取り付ける時は、パイプとの接触面にCRC等を吹いておくと位置合わせがラクです。ブレーキパイプ取り付けのポイントは一つ。モジュレータを取り付ける前に一番長いパイプ(左前のブレーキに繋がるもの)を一番最初に取り付ける事です。
これを一番最後に持ってくるとかなり大変です。それさえ気を付ければサクサク進むと思います。

ブロアユニットを取り外した状態。


パイプ及びモジュレーター取り付け完了後。



01 必要部品調達

02 換装作業

03 配線変更作業