車検時にブーツ割れ発覚
車検に出したら「ドライブシャフトのブーツが破れているので交換して欲しい」と連絡。
希少車両で古いのであまり手を出したくないからオーナーの方で「交換して欲しい」という訳です。
幸いブーツセットを予備を持っていたので交換しました。
再び車検に持って行かないといけないし、突然の作業で時間もなかったので、時短してハブ側ジョイントのケースを車両に残したままでオーバーホールしました。
- 予備で持っていた「42017-SL0-020 ブーツセツト,ドライブシヤフト」。価格は5,500円(2024年10月)。
- 取り外すとミッション側のブーツがパックリ割れていました。どうやら割れたばかりのようで、周辺へのグリス飛散も僅かでした。
42017-SL0-020 ブーツセツト,ドライブシヤフト
取り外したドライブシャフト
- 分解して全ても部品をパーツクリーナーで清掃後、再び組み立てます。 ミッション側ジョイントはケースごと外しているので新品ブーツを装着してグリスを注入、バンドを締めて最後まで組み立てます。 ハブ側に残したジョイントのケース内部のグリスも綺麗に清掃しておきます。
- ハブ側はブーツを装着してユニバーサルジョイントの部品を組み立ててグリス注入まで行い、この状態でハブ側ジョイントのケースに差し込みます。
- ハブ側ジョイントのケースに差し込んだあと、ブーツをバンドで固定して組み付け完了。 ジョイントのケースに差し込むのは少しコツがいります。 簡単に言うと、ケースに対してまっすぐ差し込むだけなのですが、少しでも傾いていると入りません。
ミッション側ブーツ取り付け完了
ハブ側ユニバーサルジョイント組立
ハブ側ジョイントを差し込んでブーツ装着完了
ドライブシャフト取付完了