01
ステー類の準備
社外品取り付け時もステー交換推奨
- 後期タイプのリヤアンダーは底面が前期より少し低くなっています。 そのため、センターを固定するステーが前期用では後期スカートの底面に届きません。長いボルトで無理やり固定できなくもないですが、角度がイマイチなので後期用に交換します。 とは言っても後期用も前期用にコの字型の部品が溶接で追加されているだけ・・・。
- リヤアンダーのサイド側を固定するリヤーフェンダーステーも前期用後期用で異なります。 前期用だと下に伸びているバーが1本ありません(上のシルバーが後期用で、下の黒が元々ついていた前期用)。 交換しなくても大きな問題はありませんが、気分の問題で交換。
- リヤーフェンダーステーを後期用に交換した状態。やはりリヤアンダー底面がしっかり固定されます。
リヤーバンパーセンターロアーステー比較
リヤーフェンダーステー比較
リヤーフェンダーステー取り付け後
No
部品番号
部品名称
単価
個数
価格
備考
2
71511-SL0-000ZZ
リヤーバンパースカートCOMP.
142,450
1
142,450
11
71555-SL0-010
リヤーバンパーセンターロアーステー
2,200
1
2,200
19
90110-SL0-000
バンパーボルトASSY.C
220
2
440
20
90111-SL0-000
コーナースライドタツピングスクリユー
192
1
192
25
90661-SJ8-000
スクリユーグロメツト 5MM
87
1
87
38
71515-SL0-Z10ZZ
リヤースカートデイフユサー
85,910
1
85,910
39
90149-SA0-003
バンパーボルト
137
9
1,233
40
71511-SL0-Z10ZZ
リヤーバンパースカートCOMP.
153,120
1
153,120
14
64412-SL0-010
Rリヤーフェンダーステー
9,350
1
9,350
ZB37.40
15
64812-SL0-010
Lリヤーフェンダーステー
3465
1
3,465
ZB37.40
価格は2024年1月時点
02
純正スカート+02R純正ディフューザー
スカート、ディフューザーも純正品に
- 自分はたまたまディフーザー単体を先に入手していたので、クーペ用のリヤスカート単体を後で追加購入しました。
新品で購入するなら一体物の「71511-SL0-Z10ZZ」の方が値段が14,080円安いし、加工もする必要がないので、バラバラで購入する意味はないと思います。
- このディフーザー、カーボン製と書いている書籍もありますが、実際にはABS樹脂製で、わりと重いです。
- 裏側に「ABS」とちゃんと書いてあります。
リヤーバンパースカートCOMP. 71511-SL0-000ZZ
リヤースカートデイフユサー 71515-SL0-Z10ZZ
ディフーザー裏の刻印
- 部品検索上はクーペ用とR用のスカート単体は部品番号が共通になっていますが、ディフューザーの取り付け穴は開いていないので、加工が必要です。
正確に穴位置をトレースできるように、型紙にはクリアファイル素材(PP)を使用することにしました。
使用したのは「光 PP板 透明 P466-1 460×650×0.2mm」。Amazonで送料込み181円でした。 - クリアファイル素材のシートを使い、ディフーザーの穴位置をトレースして型紙を作成し、型紙に合わせてスカード側に穴開けをします。
車両前方側の切り欠き(2か所)の位置を基準にすると、固定すべき位置を決めやすいです。 - 穴開け完了後。ABS樹脂なので、切断面がケバケバになりやすいです。ディフューザーを装着したた見えなくなる箇所ですが、一応ペーパーで平滑に整えました。
クリアファイル素材(PP)で製作した型紙
型紙をスカートに貼り付け
スカートへの穴あけ完了
- ディフーザーを適当なボルトで仮固定。位置はピッタリ。
新品状態のディフーザーもスカートも無垢の樹脂の状態ではなく、艶消しの黒塗装がしてあるような綺麗な質感です。
ディフーザーとスカートの塗り分け部分の正式な色を特定しようと色々調べたのですが、結局分かりませんでした。
しかし、純正新品を実際に見てみると、この純正状態の色がカタログや書籍で見る純正色だと思ったので、このままの状態にすることにしました。 - 同時に購入した純正ボルトを見てみると、段付き構造になっているせいで、一体型ワッシャー部までの全長が結構長い。
ディフューザー側の取り付け穴もそこまで深さがないので、ちゃんと刺さるのか気になりました。 - 試しに純正ボルトを取り付けてみると、やはりボルトの座が密着するまで締め込めません(段付き部分も密着しません)。
スカートにディフューザーを仮固定
純正取り付けボルト 90149-SA0-003
試しにスカートに取り付けてみるも最後まで締め込めない
- ディフューザーの方にボルトを取り付け、底付き取りするまで締め込んでみても、やはりかなりネジを残した状態で止まってしまいます。
無理やり締め込んだらいけそうな気もしますが、せっかく密封構造のディフューザー内部に貫通したらいやなので諦めました。
自分で色々調べた結果、下側(路面側)に水抜き穴が開いている純正ディフューザーの写真をいくつも発見しました。ちなみに自分のディフューザーには穴はありません。
もしかしたら、水抜き穴があるものは取り付け穴が貫通しているのかも、と思いましたが、実際どうなのかを確認することはできません。
ディフーザーに取り付けてみても、やはりかなりの隙間が・・・
ミスミ ウレタンワッシャ URWS20-10-5
- せっかくなので購入した純正ボルトを使用することにして、隙間の問題はワッシャーを挟んで解決します。
リヤアンダー側のボルト座面を見ると湾曲している箇所もあったので、5mm厚のウレタンワッシャを挟むことにしました。
使用したのはミスミの ウレタンワッシャ フリー指定タイプ URWS20-10-5open_in_new 。硬度は最も硬いショアA95を選択しました。 - 底付きしてできる隙間が4mmくらいだったので、1mm潰れてちょうとよい感じになりました。
- 取り付け完了。これでボンネットとリヤスポイラー以外は全ての外装が純正品になりました。
リヤスポイラーがウェットカーボン製なので、純正は無理だとしてもいずれはドライカーボン製に交換したいですね。
ウレタンワッシャーを挟んで純正ボルト取り付け
取り付け完了
中華製?ステイロッド
- FRP製の時は問題なかったのですが、純正品(ABS樹脂?)への交換に加えてディフーザーが増えたことで重量が増えたため、
レインホースなしではかなりぐらつくようになってしまいました。
レインホースを取り付ける気にはならないので、何らかのステーでサポートできないか考えていると、サポート穴の真上あたりのボディにちょうど良い穴を発見。 この穴からステーを伸ばして固定すれば良さそうです。
購入したのはヤフオクなどで「ステイロッド」や「コネクションロッド」の名称で販売されているアジャスト式のロッドです。
全長が175mm~220mm、ターンバックル部(黒いパイプの部分)が150mmという仕様の製品で、ネジ類は全てM5になっています。
- 装着完了。装着前のぐらつきは全くなくなりました。
使用したステイロッドは、中央のターンバックル部分にアルミパイプが被さっているのですが、このアルミパイプとターンバックルは空回りするので長さ調整と固定ナットの締め付が非常にやりにくいんです(中央部を回転させながら長さ調整は無理)。
外しても見た目は問題ないし、しっかりと固定できるので、アルミパイプを外した状態で使用しました。
ステイロッドでアンダーを固定