換装ドライバー検討
ヘッドユニットとウーファーを直接接続
従来はサブウーファーを追加する際、RCA出力を使用して外部アンプ経由でウーファーを接続する方法が一般的でした。
しかし、最近の社外ヘッドユニットは4Ωのウーファーを直接接続して駆動する機能がついているので、重低音を重視しない用途であれば直接駆動で十分に使用できます。
111CLシリーズが置き換え可能
純正BOSEのサブウーファーもドアスピーカーと同じドライバー(スピーカーユニット)が使用されているので、111CLシリーズが換装できます。
そこで、ドアスピーカーと同じPPコーンの111CL-TⅢを入手して換装して使用することにしました。
ドライバー換装作業
純正BOSE サブウーファー エンクロージャー内部
- エンクロージャーを開けると、ドアスピーカーと同じくアンプ基板経由でスピーカーユニットに配線がつながっています。
単体でインピーダンスが4Ωの 111CL-TⅢ スピーカーユニットに換装するので、アンプは撤去します。
内部に綿がありますが、配線にまとわりついている感じで、もともとどのようにセットされていたのかがよく分かりません。
純正エンクロージャーに111CL-TⅢを取り付け
- CL-TⅢのスピーカーユニットを取り付けた状態。
正面から見た時にダストキャップのリード接合部の向きが純正と同じになるように取り付けることを優先したことで、少し遠回りの配線になりました。
配線はドアスピーカーと同じく隙間テープで防振対策を行い、もともと入っていた綿をそのままスピーカーの背面部にセットしました。
111CL-TⅢ換装サブウーファー 組み立て完了
- 14本のビスでエンクロージャーを閉じて組み立て完了。
コネクタはドアスピーカーと同じ住友電装HDシリーズを使用。
111CL-TⅢ換装サブウーファー ラベル貼り付け
- ドアスピーカーと同じく、純正ラベルの位置にCL-TⅢから剥がしたラベルを貼り付けて完成です。
サブウーファー接続方法の検討
- 私の使用している carrozzeria の
FH-8500DVSopen_in_new
は、リヤスピーカー用の出力を使用して4Ωのサブウーファーを直接動かす機能があり、左用と右用の出力それぞれに4Ωのウーファーを接続する方法(画像の「接続方法①」)と、右用の出力のみに4Ωのウーファーを並列接続して2Ωとして使用する接続方法(画像の「接続方法②」)があります。
「接続方法②」で、サブウーファー2台を並列接続せずに1台のみを接続すると、2Ωなるはずのインピーダンスが4Ωになってしまいますが、インピーダンスの増加はアンプ側にとっては負荷が減る方向になるので故障リスクはありません。 2Ωを想定したヘッドユニットに4Ωのスピーカーユニットを接続した場合、最大出力は理論上落ちて中低域の膨らみが減るものの、クリアさが増す方向になるようなので、音質の面でも問題はなさそうです。
「接続方法①」は2台を別ラインで接続する方法のため、2つの出力に違いがある可能性がありますが、「接続方法②」は1つのラインでの出力が前提なので、出力がモノラルに統合されていると考え、「接続方法②」を選択することにしました。
carrozzeria FH-8500DVS サブウーファー接続方法
車両取り付けと再生テスト
サブウーファーを助手席足元に取り付け再生テスト
- 「カットオフ」という機能で、左右ドアスピーカーに低域をカットするローパスフィルタをかけ、サブウーファーに高域をカットするハイパスフィルタをかけることができますが、その他の設定がデフォルトのままでカットオフを適用しても、私の耳では差がよく分かりませんでした。
「スピーカー出力レベル」の設定でサブウーファーの出力を上げたり、「バスブースト」の設定で低音を強調する方向に変更したりすると、はっきりと違いが分かるのですが、「ドンッ」という低音が大きくなるという変化しか感じられず、私にはそれが良い音なのか分かりませんでした。
「ラウドネス(※1)」や「サウンドレトリバー(※2)」の設定を変更した時の方が、よりクリアな音に変化するのが明確に分かるので、サブウーファー追加による変化は私にとっていまいちな結果になりました。※1 音量を下げて再生する際、低高音の不足感を補正して、メリハリのある音にする機能
※2 圧縮時に失われた音を補完して、音楽の持つ余韻や躍動感、広がり感のある音を復元して再生する機能
