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小型のアルミボックスにバッテリー以外を収納
Ver.Ⅰがイマイチなので・・・
まず改善したかったのがメンテナンス性です。バッテリーを交換するようなことはめったにありませんが、ボックスを分解しないとバッテリーを触れないので、トラブル時や直接配線を接続したい場合は非常に不便です。 コンプレッサ故障の際も、ボックス自体が重くて本当に面倒でした。
よって、Ver.Ⅱは、コンプレッサと電磁弁だけをもっとコンパクトなボックスに収納して、バッテリーは別置きにするというのが最大の目的です。
また、Ver.Ⅰはタンクを取り外さないと制御ボックスが取り外せないという難点もあったので、今回は脱着に影響のない位置に固定したいと思います。
ついでに、意外とうるさいコンプレッサの作動音も、何らかの防音対策で軽減したいと思っています。
- まず収納ボックスの選定。コンプレッサーがギリギリ収まるサイズのボックスを探しました。
購入したボックスは、タカチ FC13-30-20B(本体5,580円)。
どちらかと言うと、電子機器を収納するようなボックスです。
三木電機商会で購入しました。 - 今回のボックスは、短辺側の内側4面にベースプレートをビス固定できる構造になっています。
コンプレッサ本体、電気回路、電磁弁を採寸して、それぞれを固定するためのベースプレート用のアルミ板、ビス及び角ナットをミスミで購入しました。
自分で設計寸法ピッタリにアルミ板をカットするのは結構面倒なので、ミスミで指定寸法カットした方が楽だし綺麗です。 - アルミ板に穴開けをしてコンプレッサを仮固定。
両サイドに開いている片側4箇所の小さな穴が、ボックスのフレームに固定するためのビス穴です。
タカチ FC13-30-20BB
- さらにボックスに仮置きして、問題ないことを確認。
Ver.Ⅰですでにスジ詰めでしたが、今回は上面にもベースプレートを設置して、さらに無駄なく空間を使用します。 - さっそく問題発生。コンプレッサ固定ナットと側面パネルを固定するためのネジ穴部分のフレームが干渉。 下から皿ネジで固定できるように、ベースプレートを再加工する必要があります。
- 圧力スイッチは、以前購入したセットに付属していたものが、作動圧力が任意に設定できるという利点があるものの、設置場所に困るような大きなサイズでした。
今回は制御ボックス内に圧力スイッチを設置したいので、作動圧力は固定値ですが、サイズが小さいものを購入しました。
作動圧力は150PSI。PSIという単位は非SI単位なので、あまり馴染みがありませんが、MPaに換算すると1.03421Mpaです。
つづく・・・