エンジン始動不良
車両購入当初からエンジンがかかりにくいことがあり、特に冬場に症状が出ていました。
単純に冷間時で燃料の霧化が悪いだけかと思っていましたが、夏でも症状が出始めたので、まずは定番故障個所のメインリレーを新品に交換。
しかし症状は改善はせず、寒くなってくるとさらに症状が悪化してきたので、何が原因か分からず悩んでいました。
落ち着いて症状を思い出すと、調子が悪い時はキーが「ON」の時に電源が落ちるような感じ。
これは「クランキングするけどエンジンがかからない状態」ではなく、キーが「START」の時は問題ないけど「ON」の時に接触が悪い状態であると考えられます。
上記の考察からイグニッションスイッチが怪しいという結論に至りました。
取り外したイグニッションスイッチを分解して確認
ステアリングスイツチCOMP 35130-SL0-003
- 取り外したイグニッションスイッチを分解して確認すると、接点に茶色いカスのようなものが沢山付着していました。
この摩耗粉のようなものが接触不良の原因になっている可能性が高いと思われます。 - 摩耗粉を清掃したら直りそうではありますが、新品のイグニッションスイッチに交換することにしました。
交換後は完璧に復旧し、交換前よりクランキング時間も短くなりました。
ステアリングスイツチCOMP(35130-SL0-003)3,610円
(2013年当時の価格)